鍛造ホイール ポルシェ 911(997)ターボ (PORSCHE 911 Turbo) I-Forged

MASA-SAITO2009-05-18

ポルシェ911(997)は、2004年夏からデリバリーが開始された現行モデル。996型で不評だった涙滴型ヘッドランプの廃止と、内装のデザイン変更と質感向上を求めたモデルで、さらに後部コンビネーションランプと前後バンパー部分のデザインも変更。996の部品から80%以上を刷新したとも言われているが、大部分のボディ骨格や一部のボディパネル、キャリーオーバーされた3.6Lエンジンや時代遅れの5速ティプトロニックなど、実質的には「996のビッグマイナー」であった事は疑いない。発表当初のラインナップはカレラとカレラSであるが、カレラは996型の後期型カレラの3.6Lエンジンをベースに、カレラSに関しては、新たに開発された 3.8Lのエンジンを搭載する。それぞれ325ps、355psという出力である。また、オプションとして、新たに開発されたPASM、スポーツクロノパッケージなど豊富なバリエーションも特徴である。
ポルシェ911(997)のグレード展開は、基本的に6速マニュアルトランスミッションと5速ティプトロニックSオートマチックトランスミッションがそれぞれ用意されているが、911GT3、911GT3RS、911GT2は6速マニュアルトランスミッションのみ。2008年6月にマイナーチェンジが発表され、 NAモデルには今までと違う直噴型エンジンが搭載され、さらにPDKと呼ばれる7速のツインクラッチも選択ができるようになった、更なる進化が見られるモデルとなっている。またこのPDKが採用されたモデルでは、従来のティプトロニックSは廃止となる。

今回のポルシェ911ターボ(997)は、ド派手な997GT3RSのグリーンに塗られたボディ、実はフロント周り・リア周りを997にスワップした996ターボだったりする一台です。とにかく完成度が高いですね。996とは思えないですね。ボディカラーが目をひきますが、ホイールの入れ方もオシャレです。ホイールは、アメリカの鍛造ホイールメーカー i-forgedの「Neo」艶消しブラックディスク&リップの20インチです。ピアスボルトとリムがボディ同色のグリーンに塗られていて、非常にカッコイイです。ここまでやるんなら997買えそうな気もしないでもないですが、997ターボはまだまだ高いですからね。それにしてもポルシェの後ろ斜め45度から見たスタイル、実に美しい。