鍛造ホイール ニッサン GT‐R(Nissan GT-R)

ニッサン GT-R

ニッサン GTR(R35)は、これまで日産のスポーツモデルの象徴であったスカイラインGT-Rの後継車種。GT-Rシリーズとしては第3世代に当たり、車両型式は先代のR34型のスカイライン GT-Rからの通し番号となるR35型で、現行型のスカイライン(V36型)とは異なる。先代までは(基本的に)スカイラインクーペをベースにエンジンやサスペンションを強化したチューニングカーであったが、R35型は車名から「スカイライン」が消滅して車体やドライブトレインがすべて新開発となるなど、独立した車種となった。
R33型・R34型スカイラインの時代に、台数限定(各100台)ながらイギリスでGT-Rが販売されたという前例はあるが、左ハンドルを用意した世界規模での販売は、R35型が初めてとなる。

ニッサン GT-R(R35)のエンジンは、VR38DETT型 3.8L V6 ツインターボエンジンを搭載する。最高出力は480ps (353kw) /6,400rpm(2008年12月の小改良以降は357kW (485ps) /6400rpm)、最大トルクは60.0kg·m (588N·m) /3,200 - 5,200rpmを発生する。トランスミッションは、6速オートマチックトランスミッションを採用。ボルグワーナーの6プレートデュアルクラッチシステムを採用し、1,3,5速、2,4,6速それぞれに湿式多板クラッチを備え、最速0.2秒での自動変速が可能。

今回のニッサン GTRは、ブラックボディにボディ艶消しブラックのホイールを履かせた、シンプルな一台です。シンプルと言っても、ベースのR35 GTRの存在感が大きいため、非常に攻撃的でカッコイイです。ホイールは、アメリカの鍛造ホイールブランド I-FORGEDの22インチ、艶消しブラックディスク、ブラックリムです。ピアスボルトを塗らずにシルバーで残しているのがアクセントになっていて、非常にカッコイイ。日本で見かけるGT-Rは、ディラー保証の問題もあってかノーマルが多いと思いますが、カスタムカーの素材としては非常にポテンシャルが高いですね。数年後、中古車市場で安く出回った時カスタムカーが増えるのが楽しみです。